こんにちわ、れりです@lerinote
今回は自作歴10年以上の私が考えるゲーミングPCを購入する際の選び方に重点をおいて説明します
ゲーミングPCに興味があって購入したいけど、初心者だからどれを選んだらいいかわからないって方のために極力難しいことは省いてわかりやすくゲーミングPCの選び方を紹介します
自作歴15年ぐらいの経験をもとになるべくかんたんに解説します!
この記事はこんな方におすすめです
- ゲーミングPCの選び方を知りたい
- 初心者だから何を選んだらいいかわからない
ゲーミングPCの基礎知識をまとめた記事もあるので併せて参考にしてみてください~↓
それではさっそく!
ゲーミングPC選びで大事な4つのポイント
まず、私がおすすめするゲーミングPCを選ぶ際のポイントを大きく4つにまとめてみました
選びやすくなる4つのポイント
- ①プレイしたいゲームの動作環境を確認する
- ②予算を決める
- ③予算に余裕があればやや上位の性能を選ぶ
- ④性能比較ランキングを参考にする
この4つを抑えておけばかなり選びやすくなります
詳しくひとつひとつ説明します!
①プレイしたいゲームの動作環境を確認する
まず、自分がプレイしたいゲームが必要とする動作環境を調べてみましょう
自分がプレイしたいゲームがどれぐらいのPC性能が必要となるのかわかります
動作環境ってなに?
- 必須動作環境
- 推奨動作環境
プレイしたいゲームの公式ページに行くと必ず動作環境は明記されています
この動作環境を知ることで最低限、動作させる為の性能と快適にプレイするために必要な性能がわかります
選ぶべきPCはこの動作環境が基準になるので、この基準に沿って最終的に予算と相談しながら決めていきます
自分がプレイしたいゲームの動作環境を基準にする
そもそもゲーミングPCの性能って何で決まるの?
ゲーミングPCでは主にCPUとグラフィックボードの2つのパーツが性能を決定している重要なパーツです
他にもメモリやSSDやマザーボード等、構成されているパーツで総合的な性能が決まります
例えばAPEX LEGENDSの動作環境
実際にAPEX LEGENDSを例に説明します
↓にある環境がAPEXの動作環境です
必要動作環境 | 推奨動作環境 | |
OS | Windows 7 64ビット版 | Windows 7 64ビット版 |
CPU | AMD FX-4350 4.2GHz | Intel Core i3-6300 3.8GHzIntel i5 3570Tおよび同等品 |
RAM | 6GB | 8GB |
GPU | Radeon HD 7730 | NVIDIA GeForce GT 640AMD Radeon R9 290 | Nvidia GeForce GTX 970
GPU RAM | 1GB | 8GB |
ストレージ | 22GB以上の空き容量 | 22GB以上の空き容量 |
必要動作環境と推奨動作環境ではCPUやRAM(メモリの容量)やGPU(グラフィックボード)が違いますよね?
なぜ2つの動作環境に違いがあるのか嚙み砕いて説明すると、
2つの動作環境の違い
- 必須動作環境の意味
- 推奨動作環境の意味
要するに、推奨動作環境の方がゲーム本来の意図しているプレイ体験を最大限に楽しめるということです
ちなみにAPEXの公式HPにも↓のような記載があります
「Apex Legends」は必要環境を満たしたPCで快適にプレイすることができますが、滑らかな60fpsのフレームレートで最高のプレイ体験を楽しむためには推奨動作環境を用意する必要があります。
引用:APEX LEGENDS PC動作環境
APEXの様なゲームの場合は高フレームレートでプレイする方が視認性が上がり、エイムも安定するので推奨環境でプレイするのが望ましいと思います
ちなみに高フレームレートでプレイする際にはリフレッシュレートの高いモニタが併せて必要になってくるよ
そんな感じで、必要動作環境でもプレイする事自体に支障は無いので問題はないんですが、より快適且つベストな環境でプレイしたい場合には推奨動作環境以上でプレイすることがおすすめです
ちなみに…
話が逸れてしまいますが、厳密に言えばゲームの設定を落とすことで極端にスペックが不足していなければ、必須環境以下の性能であっても動作させる事は可能です
しかしゲームが普通に動かない等の不具合が起こる可能性が高いです
またグラフィック設定も落としすぎると、そのゲームが意図する本来の表現を感じられないことから、プレイ体験が損なわれてしまうので最低限、必要な動作環境に合わせる事が重要です
快適にプレイしたいなら必須動作環境ではなく、推奨環境と同じかそれ以上の性能のPCを選ぶのが◎
②予算を決める
次にトータル的にどれぐらいの予算までゲーミングPCに出せるのかを決めましょう
①で説明した動作環境がわかれば、その性能以下のものは選べなくなります
あとは予算の範囲内でベストなものを選ぶだけなので、選ぶべきPC性能は絞れてくるよ
そのゲームに必要な性能(動作環境)と予算を決めれば、購入すべきPC性能は絞らざるを得なくなります
③予算に余裕があれば上位の性能を選ぶ
また最近は高スペックを要求するゲームが増えてきているんですよね
基本的に推奨動作環境の性能を選ぶことがオススメではあるんですが、可能であればそれよりもやや上位の性能を選んだ方が長い目で見ると大きく2つのメリットがあるので私的におすすめです
大きく2つのメリットとは
- スペックに余力がある為、長期間様々なゲームがプレイが出来る
- 短期間でCPUやGPUをアップグレードしなくて済むので出費が減る
例えば、数年前のゲームの動作環境に合わせてPCを購入した場合、後々プレイしたいタイトルが新たに発売された際に動作環境を満たしていないからプレイ出来ない、なんてこともあり得ます
そうなった時、短い期間でCPU及びGPUを買い替えることになってしまい、結果的により多くの出費になってしまいます
そうならない為にもスペックに余力を持たせておくことで長い期間、そのPC性能で様々なゲームがプレイ可能になります
可能なら予算と相談して、推奨動作環境よりやや上位のスペックで選ぶのがおすすめ
④性能比較ランキングを参考にする
現行のCPU、GPUの性能をランキング形式にまとめたものがあります
現行の様々な製品を基準となる動作を行い数値化し、ランキングで表示しています
このランキングを見ることで以下のようなことがわかります
こんなことがわかります
- 動作環境を満たした製品が、現行製品の中でどれぐらいの位置なのかわかる
- 動作環境を満たした製品と性能が近い製品が、どんなものがあるのか知ることができる
- 性能差や価格差を比較することが出来るようになり、予算に合わせて上位の製品との検討がし易くなる
このランキングを見ることをお薦めするのは、必要な動作環境とそれ以上の製品との性能差を知ることが出来るので、それを元に価格差を調べることで自分にとって予算&スペック共にベストなものを検討出来る様になる点です
自分がプレイしたいゲームに必要なCPUやグラフィックボードがどれぐらいの性能のものなのか、それと近い上位性能との比較検討が可能になり、よりベストなPCを選ぶ際に参考になります
検討する際の決め手になったりするので参考にしてみるのが◎
下記に現行のCPU、GPUの型番によっての性能ランキングをまとめたリンクを貼っておきましたので参考にしてみてください
CPUの性能比較表のおすすめ
GPUの性能比較表のおすすめ
それでもわかりにくい方に向けてかんたんに選ぶポイント
それでもよくわからないって方は以下のことをポイントにしてみてください
極力、難しいことは省いてまとめてみましたので、まずはこの辺りを基準に検討してみてください
かんたんに選ぶポイント
- 推奨動作環境を基準にすること(※それ以上の性能なら尚良し)
- CPU、グラフィックボード、メモリ、ハードディスクの4つのパーツを重点を置いて見る
- 性能比較表を見て他製品との性能値と価格差を比べる
その上で以下の4つのポイントを意識して選んでみてください
コア数、スレッド数、クロック周波数など、予算を基準に数字が大きいものを選ぶ
CPU同様、クロック周波数とメモリ容量など、予算を基準に数字の大きいものを選ぶ
HDDよりもSSDの方が読み書きスピードが早いので、ゲームのロード時間短縮になるので容量が大きいもの程◎
DDR4-2666以上で16GBもしくはそれ以上あればOK、予算を基準にメモリクロックや容量が多いものを選ぶ
※全て自分の予算を基準に考えて、いくつかの製品に絞って比較して選ぶのがポイント
ある程度の性能の妥協は必要になってくるので口コミなども検索して調べて参考にしてみると良いよ
まとめ
今回はゲーミングPCを選ぶポイントを私なりにまとめてみました
実際に私はこんな感じで今まで自作PCパーツを選んで組んできました
最近はゲームが必要とするPC性能は高スペックなものが多いので、PCでゲームをプレイするのって実は結構趣味の領域なんですよね(笑)
それでも私がPCでゲームをする魅力は、コンシューマ機ではフレームレートやグラフィックに限界があり、高性能なゲーミングPCだからこそ可能になるプレイ体験はけっこう魅力的だと感じてます
初心者の方がこれからBTOでPCを購入するにしても、自作にチャレンジするにしても、少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです!
もっと詳しくゲーミングPCの基礎知識を知りたい方は以前の記事に書いてますので併せて参考にしてみてください~↓
ここまで貴重な時間を使ってこの記事を読んでいただきありがとうございました!
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