こんにちは、れりです@lerinote
STEAMはPCゲームをする方にとって知らない人はいないってぐらい有名なプラットフォームですよね
Steamとは?
- SteamとはValve Corporationが運営しているPCゲームやソフトのプラットフォームです
- ゲームを購入出来、購入したゲームをライブラリに追加してダウンロード、プレイすることが出来ます
そのSTEAMが携帯機を発売したということで日本のゲーマーで気になっている方も多いと思います
情報量が多くて調べるのが大変でしたけど、知れば知るほどいろいろと興味を惹かれる要素が多いです
海外ではすでにリリースされているんですが、
日本での発売時期もやっと決まり、2022年の後半に注文可能、出荷の予定です
2022年08月04日にKOMODO経由で予約が開始のアナウンスがされました
2022年12月17日から日本での出荷が開始になりました!
2022年12月17日に無事出荷日も決まりました
SteamDeckについて購入を迷っている方はこの記事で基本情報を書いてますので参考にしてみてください!
また予約に関する記事も以前に書きましたので興味のある方は以下のリンクからどうぞー
今回は注目が集まっているSteam Deckについていろいろ調べてみたので気になってる方の参考になれば嬉しいです!
この記事はこういう方におすすめです
- SteamDeckが気になっている
- 日本の発売はいつなのか知りたい
- 詳細なスペックを知りたい
- 価格や購入場所ってどこ?
- 対応しているゲームって?
それではさっそく!
Steam Deck(スチームデック)とは?
外に持ち出せるポータブルPCゲーム
- STEAMで購入したゲーム(ライブラリ)を場所を選ばずにプレイすることが可能な携帯ゲーム機です
長年STEAMを利用してる人にとっては、何年もかけてコレクションしてきたSTEAMライブラリは宝物だと思うんですよね
ライブラリって眺めてるだけでニヤニヤしちゃいます
そんなライブラリをまるごと持ち出して、外出先だったり、寝転びながらプレイしたりと、場所を選ばず気軽にPCゲームがプレイ出来るのはとても大きな魅力です
さっそく基本的なスペックと気になる部分にフォーカスしてスペックを紹介します
Steam Deckの基本スペック
プロセッサー | AMD APU CPU:Zen 2 4c/8t、2.4~3.5GHz (最大448 GFlops FP32) GPU:8 RDNA 2 CU、1.0~1.6GHz (最大1.6 TFlops FP32) APUパワー:4~15W |
RAM | 16 GB LPDDR5オンボードRAM (5500 MT/sクアッド32ビットチャンネル) |
ストレージ | 64 GB eMMC (PCIe Gen 2(1枚)) 256 GB NVMe SSD (PCIe Gen 3(4枚)) 512 GB高速NVMe SSD (PCIe Gen 3(4枚)) すべてのモデルに高速microSDカードスロットを搭載 |
解像度 | 1280 x 800px (アスペクト比16:10) |
タイプ | 読みやすさを追求した光学結合IPS LCD |
ディスプレイサイズ | 7インチ (対角) |
輝度 | 400 nit (標準) |
リフレッシュレート | 60Hz |
タッチ対応 | あり |
センサー | 環境光センサー |
プロセッサはVALVEとAMDが共同開発したカスタムAMD APU(Zen2)が搭載されています
AMD社と提携し、携帯型ゲーミングデバイス向けに最適化されたSteam Deck用カスタムAPUを開発しました。 Zen2+RDNA2を搭載し、最新のAAAタイトルの実行にも十分なパワーを発揮します
STEAMDECK公式
同等のZen2がPS5やXboxSeriesXにも搭載されてます
GPUは最大1.6 TFlopsと現行のグラフィックボードやPS5等の据え置き機と比較すると性能は落ちます
しかし、ディスプレイ解像度は1280×800pxと低めな点がどのタイトルでもストレス無く動かすポイントなのかなと個人的には感じました
リフレッシュレート60Hzは動きの速いゲームではどう感じるのかも気になるところです
重要なコンセプトは「ポータブル」
- 性能にばかり目がいってしまうと「そもそもゲーミングPCでプレイすればいいじゃん」って話になりかねないので個人的には携帯出来るPCゲーム機としては充分なスペックだと思います
色々調べてみると検証動画やベンチマーク等が出てくるんですが、実際に体感してみないと何ともいえなのが正直な所です
バッテリー持続時間は2時間~8時間
入力 | 45W USB Type-C PD3.0電源 |
バッテリー | 40Whrバッテリー 2~8時間のゲームプレイ |
持続時間の開きは大きいように感じますが、当然プレイするゲームによっては高負荷がかかるタイトルはバッテリーの消費は激しいと予想できます
MicroSDカードで容量追加、起動が可能
本体ストレージが不足した際にはMicroSDを使用して新たに容量を増やしライブラリにゲームを追加することが可能です
microSD | UHS-IはSD SDXC SDHC |
コントローラやディスプレイとの 外部接続 | DisplayPort 1.4付きAltモード対応USB-C 最大8K @60Hz または 4K @120Hz USB 3.2 Gen 2 |
ブート時やゲームのロード時間に関して気になるのが、MicroSDと内臓のNVMeでは仕様上データ転送速度が異なります。
MicroSD使用時のブートにかかる時間やゲームによってのロード時間等は比較して実際どうなのか気になりますが、サブ的ストレージとして直接起動も出来るので充分といったところでしょうか
Micro SDを選ぶ際にもそこそこ速いものを選んだほうが無難なのかなと思います
サイズ感から長時間のプレイは厳しいかも
長時間のプレイについて、バッテリーの持続時間はもちろん本体のサイズ、重さも大事なポイントです
サイズ | 298mm x 117mm x 49mm |
重量 | 約669グラム |
第一印象はデカいでしたw
ちなみにSwitchと比較すると…
横幅の比較
Switchの横幅は約24cm
Steam Deckは横幅がSwitchよりも6cmほど大きい、約30cmなのでかなり大きく感じるかも
重さの比較
Switchの重さは398g
669gあるSteam Deckはけっこう重いです
Switchで疲れてしまう人はSteam Deckでは高確率で疲れてしまいそう
実際に握った時のフィット感もプレイのし易さに影響してくると思います
別売のドッキングステーションって?
本体とは別売りで外部ディスプレイ接続や有線ネットワーク、USB周辺機器などの接続が可能になります
周辺機器 | USB-A 3.1ポート(3個) |
ネットワーク | イーサネット |
外部ディスプレイ | DisplayPort 1.4 HDMI 2.0 |
入力 | USB-C電源供給パススルー入力 |
Deck接続 | ロープロファイル90°コネクター付き 6インチUSB-Cキャプティブケーブル |
2022年6月現在、部品不足と新型コロナウイルスに起因する製造工場閉鎖などが原因で発売が延期されました
現在(2022年12月)ドッキングステーションの予約が可能です
予約は同じKOMODO内のドッキングステーションのページから可能です
以下にリンクを貼りましたので確認してみてください
Windowsをインストール可能
標準ではSteam OSがインストールされていますが、Steam DeckにWindowsをインストールすることが可能です
Steam Deckでは、他のPCと同様に、他のアプリケーションやOSのインストールが可能です。 Windowsのインストールを検討されている場合、最適な体験を得るためには追加のドライバーが必要です。
STEAM DECK 公式 – お知らせ&アップデート
今年の3月にはSteam Deck用のWindowsドライバーも提供開始されています
さらに先ほど紹介したドッキングステーションを利用すれば、ディスプレイや周辺機器も接続出来るので普通にPC本体として使用することも可能です
Steam Deckを持ち運び可能なミニPCとして使用することが出来ちゃいます
しかし、現状では以下の様な制約がありますので注意です
Windowsインストールでの制約
- 現状インストールできるのはWindows10のみ
- 現状ではデュアルブートは不可能
- Windowsをインストールするには既存のSteam OSを削除しなければならない
他にも現状の制約はあると思うので詳しくは下のリンクから確認してみてください
価格は容量違いで3つのラインナップ
\ 各ストレージ毎の比較表 /
①64GB | ②256GB | 512GB |
---|---|---|
$399 (約54,000円) | $529 (約71,000円) | $649 (約88,000円) |
eMMC 内部ストレージ | NVMe SSD内部ストレージ | NVMe SSD内部ストレージ |
– | 高速ストレージ | 最速ストレージ |
キャリングケース | キャリングケース | 限定 キャリングケース |
– | – | プレミアム 防眩エッチングガラス |
– | 限定 Steamコミュニティ プロフィールバンドル | 限定 Steamコミュニティ プロフィールバンドル |
– | – | 限定仮想キーボード テーマ |
現在販売されているラインナップは3つです
64GBだけNVMeではなくeMMC
- eMMCとNVMeではデータの転送速度が異なります
- 総じてSSDの方が性能的には上なのでブート時やゲームプレイ時のロード時間の差があるかもしれません
(実際に実機で比較したわけではないのであくまで参考までに)
実質、小型でそこそこスペックの良いPCの様なものなので価格に関してはかなり頑張ってるほうだと思います
512GBのみ限定キャリングケースやプレミアム防眩エッチングガラス、限定仮想キーボードテーマが含まれます
ストレージサイズの違いだけでフレームレートやグラフィックに差はありません
価格差17000円程度なので予算と相談して決めてみるといいと思います
私は512GBが欲しいですけど高い…256GBでも充分かもしれない…でも欲しい
日本での予約、発売時期
Steam Deckは現在、アメリカ、カナダ、EU、イギリスで販売してますが、日本での発売に関してもアナウンスされています
年内には日本を含め、さらに多くの国でSteam Deckを購入できるようにすることを検討しています。 弊社のチームは、これらのあらゆるの面で努力を続けていますので、情報が更新され次第、お伝えしていきます。
Deck Deposit – Steam Deck
今年の3月にアナウンスされた内容で「日本を含め」との記載があります
またSteamDeckの公式マニュアルにも日本語の説明書ページが存在していますので発売される可能性は高いと思います
マニュアルには既に日本語のページも
現状、2022年6月末時点で日本での予約購入は出来ません
2022年8月に正式に日本での予約が案内されました
注文可能な時期、出荷時期に関しては2022年末を予定しているそうです
どこで買える?購入できる場所について
日本での予約が開始された際にはSteam Deck公式ページでのみ予約、購入が可能です
日本での予約はKOMODOにて可能です
詳しい予約方法はこの記事を確認してみてください↓
ちなみに最初の販売分(2022年2月25日)での予約、購入条件は以下の様になっていました
購入条件として
- Steamアカウントを保有している
- 予約デポジットとして5ドル支払う(購入代金から差し引き)
- 2021年6月以前にSteamでの購入履歴が有る
- ひとりにつき1台まで
- 予約メールの通知から48時間以内に購入手続きを取る
主に非正規販売者(転売屋)対策だと思います
Steam Deckでプレイできる対応ゲーム
ブラウザ版のSteamページで対応ゲームの確認が出来ます
こんな感じで表示される
画像は私のアカウントでログインして確認してみた状態です
下記に互換性確認ページのリンク貼っておきましたので、アカウントを持っている方はログインして確認してみてください
自分が所持しているライブラリの中からSteam Deckで動作可能なゲームが一覧で表示されます
画像には「Deckで確認済み」の項目のみが移っていますが画面を下にスクロールしていくと、
- Deckでプレイ可能なゲーム
- Deckで非対応なゲーム
- 不明なゲーム
の3つの各項目が表示されています
項目ごとに一つ一つ紹介していきます
①Deckで確認済みのゲーム
最初に紹介した画像はこの「Deckで確認済み」の項目です
Valveが動作確認済みのSteam Deckで快適に動作するゲームだけが表示されます
「Deckで確認済み」の判断ポイント
- ①入力
-
コントローラのフルサポートと適切なコントローラ入力アイコンの使用、および必要に応じてオンスクリーンキーボードを自動表示します
- ②シームレスな体験
-
互換性の警告が表示されず、ランチャーがある場合はコントローラで操作できます
- ③ディスプレイ
-
Steam Deckのデフォルトの解像度(1280×800または1280×720)をサポートし、適切なデフォルト設定があり、テキストが判読可能です
- ④システムサポート
-
Protonを介して実行する場合、ゲームとそのすべてのミドルウェアがProtonでサポートされている必要があります。これにはアンチチートサポートも含まれます
②Deckでプレイ可能なゲーム
Valve側で動作することは確認出来ていますが、操作や設定などの追加の作業が必要なものが表示されます
ゲーム側のグラフィック設定を変更したり、何かしらユーザー側で追加設定を行えばプレイに支障は無いよという感じです
③Deckで非対応と不明のゲーム
Valve側のテストでSteam Deckでは動作不可なものが表示されます
ここに該当しているゲームは現状Steam Deckでプレイすることは出来ません
実機のストアから確認も出来る
Steam Deckが無いので実機での確認はできませんが画像の様に表示されるみたいです
ストアから購入する際はゲームタイトル毎に対応内容が表示されてるので判別し易そうです
今後、Valve側でのテストは随時進めていくみたいなので、Steam Deck上でプレイ出来るゲームは増えていくと思います
楽しみに待ちましょう!
公式が修理、分解方法を紹介している
これは驚いたんですけどValveが本体の分解、パーツの交換方法を紹介しています
部位ごとの分解、交換方法なども細かく画像付きで紹介されているので気になる方は下記リンクにて確認してみてください
SSDの換装は可能だけど非推奨
気になるSSDの換装についてはValve公式は推奨していませんが、分解方法は動画で紹介されています
以下の点から市販のSSDを使用する際、注意が必要とのことです
消費電力の問題
- 市販のSSDはSteam Deckのドライブよりも多くの電力を消費する場合があり、オーバーヒートやバッテリー寿命の低下を引き起こす恐れがある
電磁波干渉の問題
- Steam DeckのSSDはワイヤレスモジュールのすぐ近くにあり、WiFiやBluetoothに干渉しないように特別に選定されている為、市販のSSDを使用した場合、ノイズ放出パターンが異なる場合がありワイヤレス性能が損なわれる可能性がある
機械的な問題
- SSDの下のマザーボードにコンポーネントが配置されており、市販品は振動中にコンポーネントに物理的に干渉をする場合がある
組み立て作業
- サーマルモジュールをAPUに固定しているネジの1本はシールド缶の固定にも使われている。このネジを外すとサーマルモジュールの熱伝導率に影響を与える場合がある
以上の点から公式でのSSDの換装は推奨しないということです
海外ではすでにSSD換装を行ってる動画なども見ますが実際どうなんでしょう
まとめ
長々とSteam Deckについて書いてきましたが、調べれば調べるほど欲しいと思ってしまいました
やっぱり一番欲しいなと思わせてくれるポイントは、
- Steamのライブラリを持ち歩けるコンセプト
- スペックを見るとかなり価格が抑えられている
- WindowsPCとしての使用も可能
だと思います
一番気になるポイントはやっぱり日本での予約、発売日ですよね?
2022年8月に正式に日本での予約が案内されました
注文可能な時期、出荷時期に関しては2022年末を予定しているそうです
詳しくはこちらの記事に書きましたのでどぞー↓
以上Steam Deckについていろいろと調べてみました
少しでもSteam Deckが気になっている方の参考になっていたら幸いです!
ここまで読んでいただきすっごく嬉しいです、ありがとうございました!
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